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Mass photometry
Weighing molecules with
light
1滴のサンプルで分子量分布

Mass Photometry 法は革新的な分子解析手法であり、完全溶液系かつラベルフリーで精度の高い分子量分布計測を行うことができます。

この手法を用いることで、バイオサイエンス分野においての新しい分析や機能解析に展開することができます。

ウェビナー

志波公平博士は、Mass photometryの特徴を要約し、創薬および医薬品の分野、特に分子相互作用解析における応用例、および他の原理の補完データを取得する方法を示します。

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Mass photometry 法の検出原理

Mass photometry法では、計測する散乱光が粒子サイズ(体積)およびその屈折率に比例して変化するため、結果的に分子量に比例し、一分子の分子量を計測することができます。生体高分子のそれぞれの光学パラメータや密度はわずかな違いはあるもののごくわずかであるため、散乱光から得られる強度は分子量に対し直線性を示します。

一分子から獲得された散乱光を検出し、Mass photometry法は厳密に調整された照射強度と検出ビームパスフィルタ(2、および獲得された画像解析(1の組み合わせによって調整されています。この手法は、英国Oxford大学によって開発され、干渉反射顕微鏡法(3と干渉散乱顕微鏡法(4の原理に基づいて開発されました。

8 Young et al., Science 2018
9 Cole et al., ACS Photonics 2017
10 Verschueren, J Cell Sci 1985
11 Ortega-Arroyo et al., Phys Chem Chem Phys 2012

MP.png

Mass photometry法の原理

計測するガラス表面とコンタクトした試料から発生する散乱光は、ガラス反射光と干渉する。得られた干渉のシグナル(MPシグナル)は分子量に比例して変化する。

Mass photometry法の測定対象と分子量測定の精度

 

A: Mass photometry法の分子量レンジと測定対象例。広い分子量範囲において様々な種類の生体高分子に対して計測可能

B: 様々なタンパク質の、配列から計算された分子量とMass photometry法で測定された分子量の相関。様々なコンフォメーションを示すタンパク質に対しても、高い直線性および精度を示唆

MP_MOL~1.PNG

Mass photometry を用いたアプリケーション事例

Refeyn autoMP IgG with BSA titration.png

20 nM IgG 存在下における、
BSA のタイトレーション結果

SARS-CoV-2 - web RGB.png

新型コロナウイルス(SARS-CoV2)表面にあるスパイク蛋白質の


分子量分布(上)と、ACE2 との相互作用による複合体分布(下)

Refeyn シリーズラインアップ

TwoMP

スタンダードモデル。
30 kDa からのタンパク質、核酸、多糖
類など幅広いアプリケーションに対応

TwoMP Auto

TwoMP をさらにハイスループットにした
オートメーションシステム

SamuxMP

AAV など数100 kDa を超える超分子
計測に特化した専用機

SamuxMP Auto.png

AAV分析用のオートメーション化されたMass photometry装置

Mass photometry用Ready-to-use消耗品 

4-0002 MP Starter Kit_Updated_05_2023.png

レフェインが提供するMass photometry用の各消耗品は、測定時の時間短縮や測定時の信頼性向上に役立ちます。次の消耗品をご提供します。

我々はMass photometryを広めるため日本でも展開しています。もし本技術に興味があったり、アプリケーションなどのサポートが必要な場合、以下のフォームにてご連絡ください。日本語のフォームも近日公開します。

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レフェイン・ジャパン株式会社

Refeyn社は2018年より活動を開始し、2022年4月新たに日本を拠点としたビジネスサイトとして「レフェイン・ジャパン株式会社」を設立しました。

日本地域におけるサポートを強化し、さらにお客様に寄り添ったビジネスを展開できればと願っております。

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